親と教師のそういち就活研究所

親・先生などの、若者の近くにいる大人のための就活講座のブログです。でも就活生にも役立つかと。

就活概論

既卒生の就職活動・活動すれば大丈夫!

大前提・活動すればなんとかなる 活動のポイント1 支援を受ける まず公的なサービスの利用を 公的サービスには限界があるが ポイント2 中小企業に目を向ける 大前提・活動すればなんとかなる この記事を書いている3月の時点で、まだ内定を得ていない学生さ…

大まかな方向性で「就活の軸」を考えよう・キャリア・アンカーという概念

錨(アンカー)があれば流されない 具体的な仕事や業界で考えるのもありだが 大まかに方向性と価値観を考える 同じ仕事の志望者でも価値観はいろいろ 「何をしたいのかわからない」なら、まず大まかに考える 「方向性や価値観」で志望動機が書ける・立ち直れ…

資格は新卒の就活ではあまり役立たないが、役立つとすればこの3つの基本

資格は新卒の就活ではあまり役立たない その資格勉強が面白いなら意味がある 役立つ基本1・TOEIC500~600点 役立つ基本2・簿記3級 役立つ基本3・自動車免許 「基本レベル」の価値 資格は新卒の就活ではあまり役立たない 就活生の方に「何か資格の勉強をした…

就活は1人でやらなくてもいい・支援を上手に使う

今は「就活の支援者」がいる 「人に頼るな」ではなく、支援をうまく使う 「もっと早く相談に行けばよかった」 まずキャリアセンター、つぎに公的サービス 限界や不満足な点はあるだろうが… 「不安を煽る」「脅し」にはご用心 今は「就活の支援者」がいる こ…

採用試験なんてそういうもの・重く受けとめすぎない

宮崎監督による採用試験・「あの選考はなんだった?」 「落ちた人のその後の活躍」は気がつきにくい 「限界がある 」のはあたりまえのはずだが 志望の会社に落ちても… 自分を売り込む場所を変えると、評価が大きく変わることも 宮崎監督による採用試験・「あ…

「平均が貴重な時代」における3つの大きな選択肢

平均が貴重な時代 選択肢1「高いスキルを持つ少数派」になる 選択肢2「そこそこのホワイトカラー」も有力ではある 選択肢3「賢い機械が苦手な仕事」に注目する 人のケア(賢い機械が苦手①) モノへの働きかけ(賢い機械が苦手②) 賢い機械が苦手な仕事におけ…

年明け以降も就活を続ける未内定の学生さんに一番伝えたいこと

未内定学生はこれから 「落伍した」と思う必要はない 経験のある人たちはわかっている 就活を続けよう 就活を続けた人は何とかなっている 年度内に決まらなくても何とかなる 1人で就活をしない、志望の範囲を広げる 未内定学生はこれから 年が明け、もうす…

いい年になっても「将来何になる?」と考え続けよう

もう今が将来なんですよ 40代で失業中の私も「これから何する?」 いい年して「将来何になる?」はあたりまえになる まだまだ考える「将来」がある 社会でのポジションが固まりきっている人がどれだけいるか? もう今が将来なんですよ 歌人の穂村弘さん(196…

そもそも「エントリーシート」「自己紹介書」とは? 中小企業への就活の応募書類

エントリーシートとは エントリーシートと自己紹介書は本質的に同じもの 中小企業は自己紹介書を使うのが一般的 多くの大学の履歴書には自己紹介書が含まれる 履歴書の自己紹介を補足する「自己紹介書」をつくることも 中小企業への応募書類のセットは以下の…

「入社してもいい」と思える会社で「採用してくれる会社」をみつける

いちばん大事なのは「会社」をみつけること このあたりまえを見失うことも 受験生のような発想で受ける会社を考える 「自分にとってどうなのか」の判断 「相場」を率直に言えるのは いちばん大事なのは「会社」をみつけること 大学生(多くの場合大学3年生)…

就活の情報には「大企業バイアス」がかかっている・中小企業にも目を向けよう

「大企業をめざす」という偏った前提 人気上位100社に入社するのはおよそ20人に1人 中小企業への就活の特徴・活動時期の幅広さ 中小企業を真剣に視野に入れる 「中小企業はみてこなかった」人は多いが… このブログは「中小企業バイアス」 「大企業をめざす」…

「そこそこのホワイトカラー」になるのもたいへんだけど

「そこそこのホワイトカラー」とは 今どきの就活に関して、親御さんや先生に(そして学生さんにも)最も伝えたいことのひとつに、「そこそこのホワイトカラーになるのも、じつは結構たいへん」ということがあります。 「そこそこのホワイトカラー」とは、私…

「責任感のあるまじめさ」は、最も大事な資質

「まじめさ」は免罪符ではない これからの社会では「責任感のあるまじめさ」は、ますます必要な、価値のある資質になっていくでしょう。 これは「組織に守られるための免罪符」としてのまじめさではありません。仕事の現場で貢献するためのまじめさです。現…

「企業が求める人材」を真に受けない

経済界が求めるのは都合のいいスーパーマン 財界の団体や経済産業省が述べる「求められる人材像」は、創造性や知性や協調性や向上心にあふれる、さらにはストレスやプレッシャーにも強い、企業にとっていかにも都合のいいスーパーマンです。 これを基準にす…